2020年10月29日
動物によって睡眠のとり方は様々ですが、イルカの睡眠はちょっと面白いです。
イルカは眠るとき、脳の半分ずつで眠っています。つまり、右の脳が眠っているときは左の脳は覚醒しています。このとき、片目だけ閉じて泳いでいます。(^_-)
このような睡眠を「半球睡眠」といいます。他に、鯨・アザラシ・カモメ・アホウドリも半球睡眠をします。
常に外敵に注意している必要があるため、完全に眠るわけにはいかず、半分ずつ眠っているようです。
また、イルカにはレム睡眠がありません。レム睡眠では筋肉が弛緩するので、外敵に襲われる危険のある水中では筋肉を緩めて眠るわけにはいかないようです。
レム睡眠は夢を見る睡眠なので、もしイルカにレム睡眠があったら、片方の脳で夢をみて、もう片方の脳が覚醒していて、夢と現実で頭が混乱してしまいますね…。(^_^;)
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